ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  CATEGORY  LINK  PROFILE  OTHERS
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2024.02.12 Monday

文藝春秋


文藝春秋の3月号が売っていたので買ってしまいました。文藝春秋の3月号と言えば、芥川賞発表です。第170回令和5年下半期の芥川賞は、九段理江『東京都同情塔』です。ちなみに、このブログを書いている現時点でまだ読んでません(笑)。これから読みます。


元・文学少年〜青年を気取っていた時代がある僕は、芥川賞と直木賞と聞くと、つい気になってしまいます。しかし毎回こうやって文藝春秋を買ったり、ハードカバーや文庫本を買ったりすることはありません。気まぐれでチェックして、なんとなく気になったら購入する程度です。


今回、文藝春秋を買った理由は、受賞作全文掲載よりも選評を読みたいからです。芥川賞ですら、選考委員の評価は分かれることが多いです。何が良いと思うかは、プロの中ですら人それぞれだということで、その多様性をチェックするのが面白いのです。


芥川賞だからといって、万人が面白いと感じる作品ではありません。今までに、明らかに駄作、なんじゃこりゃ、というものもありました。僕の個人の感想として、ですよ。トラブル回避のため、作品名を書くのは止めておきます。念のため。蛇やピアスや爪や目にびっくりして火花が散って燃えて、背中蹴られちゃたまんないですからね。

2023.01.31 Tuesday

なんとか、かんとか…


とりあえず、愛媛新聞社が主催していた「超ショートショートコンテスト」に、2本だけ応募しました。何のことか解らない人は前日のブログを見てくださいね。


応募したテーマは「本」と「新聞紙」のふたつ。昔書いた短編小説の焼き直ししたものと、勢いで書いたものの2本です。500文字なのですぐに書けるだろうと油断してました。書くことは書けるんですよ。大体、最初の勢いで1000〜2000文字くらい一気に書いてしまって、そこから推敲して500字程度にしていく作業をしました。


この推敲作業が、楽しいのですがツラい。思いきって削ってみたり、増やしてみたり。表現方法を変えてみたり、言葉を換えてみたり。500文字で表現できる世界は狭くはないが広くもない。無駄なものは置けない、全てを表現できない。世界のどこを切り取って配置するか。完璧なものなど無い世界で、完璧に近づけようとする作業の繰り返し。「このくらいでいいか」がなかなか来ない。


それでも、月末の締め切りが迫ってきて、見きり発車的に応募しました。まあ、今回は応募することに意味があると思っているので、個人的には合格点です。発表は3月上旬だそうですが、作品が賞に選ばれることはないでしょう。そこまで期待もしてません。


とりあえず、「やればできるじゃないか」と自分を褒めてあげようと思います。さて、もう出してしまったものは忘れて、次の作品に取りかかります。妄想を語るなら、文學界新人賞とか、群像新人文学賞、取れたらいいなー。わ!言ってしまった!真剣に取り組んでいる文学者たちに怒られそうですね!言うだけなら許されるか!?

2023.01.20 Friday

購入履歴のようなもの

 

最近、購入した本の記録です。

左上。柔道整復師を仕事にして10年以上経ちますが、日々勉強です。自分1人でやれる範囲はある程度見えてきた、その先。組織の作り方の部分で参考になればと思って買った本。組織を作るかどうかはまだ未定だけれども。


右上。現代社会論の参考文献のひとつとして購入。「SDGs」が、正義の仮面を被った薄い左翼思想の権化なのは明白なのだが、それはあくまで氷山の一角。正義(笑)の名のもとに、過激化し暴走するポリティカル・コレクトネスにより、社会がどんどん破壊されている異常な現状を書いた1冊。なんとなく感じていた不快感を、見事に言語化してくれている本。


右前。僕はまだ50代にはなってないのですが、中高年の仲間入りをしているのは事実。「中高年こそ筋トレが必要な理由」「若いときとは違う体をどう鍛えるか」という表紙の文に刺激され購入。自分のためでもあり、得た知識を患者さんに還元できたらいいなあ。


左前。公募ガイドです。これをたまに買うのは、夢を忘れないためです。小説家や文筆家になりたい、という夢。僕は自称、元文学少年だったんですよ。親のお下がりのワープロ(パソコンにあらず)を使って下手くそな小説もどきを書いてたりしました。自分は文才があると思っていたし、文章を書くのは全く苦ではなくて、むしろ楽しかった。本を読んだり文章を書いたりするのが好きな少年というのは、皆、小説家や文筆家になりたいと憧れるんですよ。たぶん。大した文章も書いていないくせに、心のどこかで、まだ「小説家とか文筆家になりたい」という夢の欠片があって、その欠片が熱をおびてるんですよ。これが完全にさめきったとき、人は大人になるのかもしれませんが。


このブログや、SNS等で20年以上、拙い短文を書き散らしているのは、文章を書くという能力をゼロにしたくないからです。ずっとインプットメインでやってきました。今年からはアウトプットに力を入れていきます。小説家や文筆家にはなれないでしょうが、なにか形に残したいという気持ちはあります。それを忘れないように、公募ガイドを買って読むのです。まるで決意表明。

2022.01.25 Tuesday

直木賞

先週の朝、出勤途中で何気なくつけたテレビ。今年の直木賞受賞者のニュースが流れた。ああ、今年ももうそんな時期かと思う。

 

いつもであれば、直木賞や芥川賞であれ、出たばかりの小説を買うことはない。ましてや、ハードカバーでは買うことは少ない。古典になったら読んでやろう、という捻くれた考えがあるからだ。時間の流れの研磨に耐えて残る作品であれば、購入を考える。せめて数年経ってから、と。

 

しかし今回は買ってしまった。今村翔吾『塞王の楯』。内容にも興味が沸いたし、なによりも受賞の電話を受けて泣いていた作者が気になった。あと、恥を晒すが、ここ最近、文学青年気取って駄文を書き散らしていた頃の気持ちが蘇ってきていて、「現時点で直木賞とる作品とはどういったものか、読んでやろう」といった僻み妬みの気持ちもあった。

 

朝一番で本屋に走ったので、帯がまだ「直木賞候補作」のままであった。数日後には「直木賞受賞作」になっていた。ある意味、貴重。買ったその足でスタバに移動して、お気に入りのマグカップにいつものソイラテを注文。早速読み始めた。良い厚さの本で、なかなか読み応えがある。流行りの作品にすぐに飛びつく恥ずかしい奴、と周りに見られていないかな?と思いつつページをめくった。自意識過剰にもほどがある。

 

作品の内容は、読みやすい。文章も内容も。難しくない…重くない…、これ、歴史小説じゃないみたいだな、というのが最初の感想。内容は面白いんですけどね。ああ、これは大河ドラマに感じたものと同じだと、十数ページ読んで気づく。ここ10年くらいまともに大河ドラマを見ていない。「大河」と呼べるような作品ではないからだ。時代劇風トレンディドラマ、といったレベルの作品が連発していて、辟易してしまって離れた。この『塞王の楯』、歴史小説というので海音寺潮五郎とまでは言わないが、司馬遼太郎、吉川英治、池波正太郎、あたりの重さというか厚さというか、そういうのを期待したんだけども、「良くも悪くも」読みやすい歴史小説。しいて言えば現代劇風時代小説。今はこういう作品が流行していて、ウケるんですね。なるほど。25年くらい昔、青春時代に読んだ、ロードス島戦記とかフォーチュンクエストとか、その感じで読めばすごく楽しい作品。時代考証とか、そういうフィルターを通して読むのは無粋、ということか。

 

詳しい内容なんかは、アマゾンのレビューでも見ていただくとして。内容は面白かった。それに厚手の本は、本棚の見栄えもよくするから、買ってよかった。

2022.01.21 Friday

公募ガイド

毎月、買ってしまうわけではないけれども、ついつい買ってしまう雑誌です。応募もしないくせに。文筆業に憧れたあの頃の夢を思い出したくて。応募できるような作品を書き上げてもいないくせに。夢見ることすら諦めて何もしていない人よりはまし、なんて捻くれた思いを胸に。せっかくなら賞金が高い文学賞に応募したほうがいいよね、とか妄想するために。戒めのため、未練のため、決意のため。


小中高生時代、自分には文章を書く才能があると思っていました。周りの人よりは本を読んでいると思っていました。はてさて、それがただの思い込みであったか、事実であったか、それはまだわかりません。文章を書くことが好き、というのは自分で理解できています。でもそれが才能かどうかはわかりません。中学生の頃、親から譲ってもらったワープロで、下手糞な小説の断片を書いては、フロッピーディスクに保存していました。数も量も大したことはなかったと記憶しています。「ロードス島戦記」の劣化コピーのような内容ばかりでした。それでも楽しかったのです。

 

ありとあらゆる「夢」を、口に出したり文章にして公表することに、「恥」の意識が付きまとうのは、その「夢」に向けた努力を、自分が納得できる「レベル」と「量」と「期間」、実行していないから。やってないからです。逃げているからです。そのうち、夢に背を向けて、現実はこんなもんだよ、と自分に言い訳しながら生きていく。夢も忘れる。周りは何も言わない。周りも諦めた人たちだから。諦めた人たちは、諦めた人に優しく、諦めない人には厳しい。

 

自分はやるだけやったのか?ダラけて時間を無駄にしてないか?自分の中ではまだ諦められていない、夢の欠片が、心の奥底にある限り、私はこの雑誌を買い続けます。

2021.08.25 Wednesday

おすすめ…ってコト?

最近、はまっているキャラクター物は、「ちいかわ」です。Twitterで連載されていて、Instagramでも公開されています。そして書籍が2巻まで出てます。書籍は接骨院の本棚に置いてあります。ぜひお手にとって読んでみて下さい。可愛いです。キャラクターの成長も楽しめます。私はハチワレが特に好きです。40歳越えたおっさんですが、可愛いものが好きなのです。開き直ってます。

2021.08.24 Tuesday

プロレスのあれ

人工関節でのムーンサルトという奇跡のその後を知りたくて買ってしまいました。いつかやると思わせて、いつまでもやらないのかと思ったら、やってくれました。凄すぎる!他の記事も面白いものばかりでした。買って良かった!

2021.08.15 Sunday

独学大全

本屋で見かけたときから買いたい、買いたいと思っていた本を買ってしまいました。読書猿『独学大全』(ダイヤモンド社,2020年)。

 

まずは、著者名を見て「…?」と疑問符が浮かびますよね。この方はブロガー、インターネットでブログを書いている方です。巻末の著者紹介欄にブログのURLとツイッターのURLが書いてあるあたり、時代を感じますね。この厚さで、1年足らずで、すでに10刷を越えていて、大ヒットしています。

 

厚い本は、「厚い」、それだけで手に取りたくなってしまいます。そして尻込みも同時に。大体、それなりのお値段がしますし、勢いに任せたり覚悟を決めて買っても、読むのに時間や体力を要します。だからこそ「厚い本」に憧れるのです。ダメでも本棚の飾りにもなります(笑)

 

私はすでにワクチン2回接種済みですし、お盆は田舎に帰ってきました。しかし今年は、残念ながら結構な量の雨続きで、なかなか外にも出られなさそうです。こういうときこそ、こういった厚い本にじっくり向かい合って読了しておきたいと思っています。読み進めていますが、楽しくて解りやすい内容で安心しました。明日には読み終えたいです。

2021.08.14 Saturday

W★ING

プロレスが好きなので、プロレス関連の本はついつい買って読んでしまいます。プロレスという沼は底がありません。また、興味のあるプロレス団体がコアであればあるほど、ファンも濃くなっていくのです。プロレスに関われば関わるほど、いわゆるコアなファンの多さにびっくりします。私なんか初心者も初心者で、つねに勉強しないとついていけません。楽しいので勉強といっても嫌な感じはまったくありませんけどね。ちなみにこの本は結構面白かったです。全くプロレスの知識がない人にはちんぷんかんぷんかもしれません。

2021.08.11 Wednesday

芥川賞

芥川賞の季節です。久しぶりに文藝春秋を買いました。芥川賞の他に、台湾の蔡英文総統のインタビューも読みたかったですし、青森県の三内丸山遺跡について書かれた記事も気になるので即買いでした。


芥川賞、今年は2作品が受賞で、両方とも女性。時代の流れを感じますね。さっそく読みます。

Powered by
30days Album